今年を振り返り

間も無く2018年も終わり、新しい年に入ります。
皆様は楽しいクリスマスを過ごされましたでしょうか?今年は特にあまり寒くなかったせいもあり、クリスマスの雰囲気が足りなく感じていた人も多いようですが、それでも街に出ればクリスマスマーケットやプレゼントを探し求める人々を見て、クリスマスを感じたということでしょうか。もちろん子供にとってはいつもと変わらぬ、楽しいクリスマスだったに違いありません。

年末になると、あっという間に過ぎた日々を思い起こしては、反省すべき点が多かったり、嬉しいサプライズがあったりと、とにかく色々と思いを巡らすわけですが、ウェブの世界ではやはりGDPRの導入でしょうか。ウェブ管理者にとっては、対応に追われた春夏でしたが、お客様である事業者の中には、何のことやらと思われる方もいらしゃって、それは当然だと思います。
このEUが発足したデータ保護法というものの説明が、なかなか曖昧な部分もあり、この法律のターゲットがアメリカの某巨大企業であることは認知しながらも、個人や中小企業にも影響を及ぼし、廃業を余儀なくされた事業者もいるのが事実です。
まさにインターネットの世界にも国境を引くという印象を受け、今まで便利に感じていた日本とのやりとりも、何と無く慎重になってしまう1年でした。
著作権が生じるコンテンツの配信などは、スイスや日本国内でも同じことで、これと混同してはいけませんが、やはりデータのやりとり、個人情報の流出が大きな問題になりつつあります。
インターネットの世界は、いつも後から法整備をしますが、一般的な社会がどこまで正確に追いついていけるのか、これは今後の課題でもあります。

こうしたことが実世界にも影響を及ぼし、人間関係の構築にも関わって来ます。我々の世代は、インターネットのない幼少期を過ごし、大人になってからパソコンやインターネットが家庭に普及しました。
しかし、今の子供たちは生まれたときからインターネットがあり、スマホがあり、タブレットがあり、オンラインゲームがあります。この環境を変えることはできないので、これからはこの世代が世の中を動かして行く、はたまたネット世界の法整備をして行くわけで、至極当然のことのように思います。その反面、それにだんだん追いつけなくなる人たちのことは淘汰されて行きます。いずれは、全ての世代がこのネット時代に生まれた人間になるわけで、世界はさらに大きく変化して行くのだろうと予想します。

人間が作ったものを人間がコントロールする時代から、人間が作ったものに人間の管理をされる時代が来ることが近年言われています。AI(Artificial Intelligence)人工知能の登場です。
まだまだそんな世界にはならないと言っていても、徐々にその世界が迫っているのを感じます。一部の医療機関では、すでに試験的に導入されていると聞きますし、スマートフォンにも組み込まれていくのは当然考えられます。

大雑把ではありますが、いつもは感じない時代の変化を感じた1年であったと思います。
時代といえば、日本では「平成」時代が終わります。天皇陛下の生前退位ということで、来年の春に新しい元号になります。
天皇陛下がおしゃった様に、平成は日本国内で戦争のない時代でしたが、世界はまだまだ平和とは程遠い状況が続いています。特に欧州に住んでいると、テロのニュースを始め中東情勢、アフリカからの難民のニュースを多く目にします。それらがTVやスマホの画面の中の話ではなく、実社会に浸透して来ているのを感じます。助けられる者が手を差し伸べ、混沌とした世界ができるだけ落ち着くように願うばかりです。

来年も皆様にとって、実り多き1年位なりますよう祈念いたします。
素敵な年末年始をお過ごしください。

SWN-Soga Planning